TOHOシネマズ日比谷 全スクリーンをレビュー!劇場レポート/見やすい席を探して。
TOHOシネマズ日比谷は、2018年2月に閉館したTOHOシネマズ日劇に代わって、同年3月に東京ミッドタウン日比谷にオープンしたTOHO系列の中で比較的新しい劇場です。
全13スクリーン 2800席
※スクリーン1〜11 東京ミッドタウン日比谷
スクリーン12、13 東京宝塚ビル地下1階
Sc12とSc13は、旧スカラ座、みゆき座を改装したスクリーン。隣接する宝塚ビル地下1階に位置し、別館扱いである。
ロビーの様子
エスカレーターを上がると、日比谷公園を見渡す事の出来る広いロビー。ガラス張りの大きな窓と天井の吹き抜けで、とても開放感を感じられる。左手にチケットカウンターと自動券売機、右手に予約発券機vitがある。
コンセッション(飲食売店)
売店は、横に長く、混雑時の為に広くスペースが取られている。左側2つは現金専用レジ、その他のレジ全てはキャッシュレス専用レジと分かれている。
入場ゲート前
他劇場同様にチケットはもぎらず、見せるだけ。左側入場か右側入場かは、開場作品の時間帯によって異なる。
電光案内板
TOHO初、電光掲示板を導入しており、開場中の作品が一目で分かるようになってる。
スクリーン
東京ミッドタウン日比谷のスクリーン1〜11は、全体的に座席の傾斜が他の劇場に比べて、急に造られている。IMAXシアターもあり、400席近い大箱が多いが、小さめのスクリーンは98席〜と、他劇場に比べてかなりコンパクト。
SCREEN1 / 456席/ 19.8×8.3m☆☆
・ベスト席 K列19番
Sc1はPREMIUM THEATERであり、TCX(画面サイズが大きい)、専用のカスタムオーダーメイドスピーカー、充実のプレミアムシートなどの設備を備えた、日比谷イチ押しのスクリーン。
Sc1 L列より
出入り口は左側中央にあり、かなり傾斜が強め。最後列のN列に座ると2階席からスクリーン画面を見下ろしている様な感覚。ここからだとスクリーンとの距離を感じてしまい、体感サイズは小さくなる。見やすい距離に、ラグジュアリーシート[+3000円]と通路があり、さらにその後ろにはボックスシート[+1000円]があるため、通常席でベストな列は少ない。前の席と頭がかぶる事はなく快適。
K列:目線の高さ。スクリーンは少し遠め。予約段階で埋まりやすく、作品によっては平日昼間でも、左右の間隔空けて座る方は難しい列。
F列:スクリーンを見上げる位置だが、距離は近くで見やすい。
SCREEN2 / 98席 / 8.2×3.4m☆☆☆☆
・ベスト席 D-10 E-10
通路側の席で後ろには横通路を挟む為、席を蹴られる事はない。スクリーンが視野いっぱいに広がり、目線の高さの中央の座席。
Sc2 D-9
Sc2 G-10
E列までは中央に一本の通路がある。日比谷のSCREENで傾斜が一番急だと感じる。座席位置も高い。D列、E列からはスクリーンとの距離が近く、体感サイズが大きい。F列より後ろになると横通路を挟む為、体感サイズは少し小さくなる。
SCREEN3 / 98席 / 8.1×3.4m☆☆☆
・ベスト席 E-9〜E-11
Sc2と造りや構造がほぼ同じ。座席配置に違いあり。
SCREEN4 / 339席 / IMAX☆☆☆
・ベスト席 H-16〜K-16
Sc4は、IMAXデジタルシアター。
Sc4 H列
Sc4 K-16(10/15更新)
座席数は339席と、他劇場のIMAX平均的な席数であるが、SCREEN内は比較的コンパクトに感じられる。迫力ある映像を楽しみたい方は、横通路の前席、H列がオススメ。予約段階で埋まりやすいのは、足が伸ばせる通路前のI列で、J、K列が目線の高さ。
SCREEN5 / 395席 / 16.5×6.9m☆☆☆
・ベスト席 H-16
Sc5は、ドルビーアトモスに対応。
Sc5 H-16Sc5 H-16
急な傾斜に加えて、ここもかなり縦長。横に広い造りではないので、後列からだとスクリーンと距離を感じてしまう。目線の高さの席は、ボックスシートのI列J列。その後ろのK列にになると、スクリーン画面の体感サイズが小さくなる。少々見上げる位置になるものの、H列はスクリーン画面との距離が丁度良く見やすいと思う。
SCREEN6 / 98席 / 6.3×2.6m☆☆
・ベスト席 E-6 E-7 ※10/9 F列からE列に変更
Sc6 F列
Sc6 F列
小箱の中でも一番と言っていいほど縦長な構造であり、G列以降だとスクリーン画面を見下ろす感じ。Sc2やSc3と同じ座席数であるが、スクリーンサイズがひとまわり小さいのが難点。ちょうど目線の高さでベストな列はE列(画面の小ささはどうしても感じる)。縦長No.1であり、画面サイズ最小No.1という欠点のあるSCREENであるが、この広さでは唯一、スカルプトサウンドのスピーカーを採用していて、音質は良い。※狭くて落ち着くかも。
例) Sc2 98席 8.2×3.4m → Sc6 98席 6.3×2.6m
SCREEN7 / 151席 / 11.8×4.9m☆☆☆☆☆
・ベスト席 H-12
Sc7は座席数は普通。日比谷では珍しく横長なら構造であり、傾斜が急で奥行きがあまり無いため、体感サイズが大きい。最後列のH列でもスクリーンが遠く感じず、目線の高さでとても見やすい。日比谷では一番好きなスクリーンになった。
追記…E列だと少し近かったです。
Sc7 H-12
Sc7 E-11(10/9更新)
Sc7 E-11
SCREEN8 / 120席 / 8.8×3.7m☆☆☆(10/12更新)
・ベスト席 F-9
Sc8 入口
このスクリーンも2番や3番と同じように、横通路より前が目線の高さとスクリーンとのベストな距離感で見やすい。
Sc8 F-7
SCREEN9 / 257席 / 12.9×5.4m☆☆(8/1更新)
・ベスト席 G-10 G-11
Sc9 G列
Sc9はSc5を少しコンパクトにしたような縦長構造のスクリーン。上野のSc2に似ている。ベストな距離はG列だがスクリーンは見上げる位置。目線の高さは、横通路より後ろのI列前後であるが、体感サイズは小さくなる。
SCREEN10 / 98席 / 8.5×3.6m☆☆☆(10/1)
・ベスト席 E-7〜G-7
日本橋や錦糸町の小箱のようで、Sc画面のサイズも傾斜も一番基本的な良くある造り。目線の高さはG列であるが、通路前のE列でも見やすい。
SCREEN11 / 98席 / 9.1×3.8m☆☆☆☆
・ベスト席 F-8 F-9 (E列からF列に変更10/16)
Sc11は中央ブロックの最後列が6列目までであり、日比谷で一番奥行きが無い横長な造り。スクリーンが近く、中央最後列でも少し見上げる位置。最後列からでも体感サイズが大きいので、前の方だと見づらいかも。個人的に、後方であればSc7に次いで見やすいと感じられる中々良い箱。
[ 別館 宝塚地下1階 ]
別館入口
別館ロビー
入場通路
SCREEN12 / 489席 / 15.0×6.2m☆☆
・ベスト席 I-16〜K-16
Sc12 I-14左寄り
Sc12 K-15左寄り(10/)
別館宝塚ビル地下1階のSc12は、横に広く、画面も大きい。ちなみに、舞台挨拶等はSc1ではなく、Sc12でよく行われる。中央横通路の前後であるI列、J列が良席。I列からだとスクリーンを見上げるが、体感サイズは大きい。J列は前に通路があるため、足を伸ばせる(柵は無い)。K列が目線の高さ。
SCREEN13 / 106席 / 7.1×4.1m☆
・ベスト席 [なし]
同じく別館のSc13は、とてもコンパクト。画面の位置が高く、縦になが〜っぽそい座席配置のスクリーン。後列だととても画面が小さく感じてしまうの造りなので、見上げる形でもなるべく前列の方が良い。目線の高さで丁度良い席が無く、古い造り。
Sc13
Sc13 E列
先日スクリーン13番にて鑑賞。前の方のE列で観だが、これでも画面が小さく感じる。Sc13で鑑賞する場合は、前後の真ん中列より前の席で観た方が良い。しかし、画面の位置が高いので、A列B列は注意。ここでの鑑賞はなるべく避けたい。
今後も各スクリーンのレビュー詳細や画像を追加していきます。
設備詳細
スクリーン1[456席]TCX PREMIUMTHEATER
スクリーン2[98席]
スクリーン3[98席]
スクリーン4[339席]IMAX デジタルシアター
スクリーン5[395席]TCX DOLBY-ATMOS/VIVEオーディオ
スクリーン6[98席] スカルプトサウンド
スクリーン7[151席] VIVEオーディオ
スクリーン8[120席] VIVEオーディオ
スクリーン9[257席] スカルプトサウンド
スクリーン10[98席]
スクリーン11[98席]
スクリーン12[489席] VIVEオーディオ
スクリーン13[106席]